ポルカファンタジーのストーリー・シナリオを徹底解説｜オリジナルの世界観とは

– 繁栄と代償 –

千年前、異世界レガルディアが出現した。
レガルディアに存在する魔法は、”マナ”となって世界に散らばった。
人間はその力を使い、世界を急速に繁栄させる。

だが、それには”代償”がともなった。
“ダークスフィア”
マナを使うほどに世界に生まれる、穢れ（けがれ）である。

穢れは、世界も人間の心をもむしばんだ。
蝕まれた者は、”ソウルレス”なる怪物となるか、消滅するかの運命をたどる。
それを避けるためにもまた、マナの力が必要だった。

マナを巡る”聖戦”が、今始まる・・・。

〜代理戦争とコロシアム〜

人々はマナを巡る戦争を繰り返し、多くの国は滅亡していった。
現在は３国のみ存在する。
商業国家エルタサと軍事国家バルバトス・エスタは、それぞれマナの恩恵を受け、繁栄した国である。この２国はマナの産出地であるレガルディアを独占するため、戦争を続けてきた。

一方、イグニアはマナの使用に反対する思想を持ち、エルタサとバルバトス・エスタがレガルディアを占領すれば世界が破滅すると考え、戦争に加わった。

３国の戦争の被害は甚大となったため、３国の長が話し合い、「代理戦争」にてレガルディアの占領権を決める約定を結んだ。
これにより、３国の中心にコロシアムが建設され、国の代表者たちが競い合うこととなった。この地は「聖地」と呼ばれる。

ポルカファンタジーの3国と異世界とは

• イグニア
• バルバトス・エスタ
• エルタサ
• レガルディア(異世界)

• 主人公アゼラが生まれ育った国
• 教皇が国を治める
• 自然が豊かで平穏に暮らす人々

• ポルカファンタジーの主人公
• 教皇に仕える騎士名家の長男♂
• 過去の事件から災人（さいじん）となる
• 彼自身もマナがないと怪物ソウルレスになってしまう
• ティエラとともに旅をする

代々、教皇に仕える名門騎士アシュフォード家の長男。
剣術を修め、 １６歳の時、フルガリス３世から「国の守護者」に任命される。
ダークスフィアで両親を失った。その悲しみから、ダークスフィアを世界から抹消すると決意する。

感情で突き進むタイプで、後先考えずに行動する。それゆえ、失敗することも多く、その度ティエラに助けられ、よく叱られている。
数年前、ソウルレスがイグニアを襲ってきた時、ティエラを助けるために大量のマナを使い、その代償で災人となってしまう。

• 「伝来の宝杖」を使う魔法使い
• 魔法使い家系の生まれ
• 過去にアゼラに救われたことがある
• 「アゼラのためにマナを使う」と心に決める
• アゼラとともに旅をする

魔法使いの家系に生まれる。戦闘には、「伝来の宝杖」を使う。
イグニアでは魔法使いは異端とされているため、周りから距離を置かれている。しかし、周りには流されず、魔法で救えるものもあると信じ、魔法使いを続けている。

自分を助けるために災人となったアゼラを救うために、アゼラの旅にお供する。アゼラのこと以外には、マナを使わないと決めている。

気が強く、旅の途中アゼラとケンカすることは常で、すぐに攻撃魔法を使ってしまう。

• 狩人であり獣人である
• 怪物ソウルレスに森を荒らされ迷惑している
• 長弓を使い、静かに相手を倒すことを得意とする
• 豊かな森を守るために代理戦争に参加する

狩人の家系に生まれた獣人。
もともとは食糧調達のための狩りを営んでいたが、イグニア周辺の森にソウルレスが増えてきたため、現在はソウルレスの討伐を主としている。
ダークスフィアによる自然汚染を誰よりも間近に感じ、憤りを募らせている。
豊かな森を取り戻すために、代理戦争に参戦する。
長弓を使い、静かに相手を倒すことを得意とし、風を読むことができる。
基本的には面倒くさがり屋だが、自然を愛する気持ちは誰よりも厚い。

• 伝説の12武器「弓」を操る
• 大きな花畑のある家の住人
• 薬や毒になる植物を培養し、薬を調合している
• 花畑を荒らされることが大っ嫌い
• 異世界レガルディアに咲く花があると聞きつけ、代理戦争に参加

伝説の12武器のうち、「弓」を操る調合師。
大きな花畑のある家で１人で住んでいる。
薬や毒になるものばかり植えており、各地から調合の依頼が来たり、売りに出歩いている。
花畑を荒らされる事も多く、見つけた場合は容赦なく鉄槌を下す。

レガルディアに咲くと噂されるある花に興味があり、代理戦争に参加する。

• 伝説の12武器「ダガー」（短剣）を操る少年
• アサシン（暗殺一家）の息子
• 普段は優しい
• 冷酷で冷徹な面がある
• ソニアへの好意をもつ

伝説の12武器のうち、「ダガー」を操るアサシン。
古くから教皇に仕えてきたアサシンの家系に生まれる。
教皇の命を受け、代理戦争に参加する。

普段は執事が身の回りの世話をしてくれているお坊ちゃま。先祖代々受け継がれるダガーを使用する。普段は自然を愛する優しい少年だが、ダガーを握ると別人のように冷酷で冷徹になる。

ソニアを慕っており、よく花畑を訪れては花や動物の世話をしている。

• 村の護り手
• 自信家で意地っ張り、負けず嫌い
• 過去、村の襲撃事件でプライドが傷ついた
• 代理戦争で修業を決意する

イグニアのとある村の護り手。
自信家で意地っ張りな性格。勝つまで絶対に諦めることがない。
普段は、モンスターの襲撃に備え、村周辺をまったりと警備している。

ある雨の日、ミコは突如現れた巨大なモンスターに破れ、村への侵攻を許してしまう。
プライドが傷ついたミコは、「倒せなかったモンスターを倒したい」と思い、代理戦争で修業すると決意する。

• 王や貴族が国を統治する
• 軍事に力を入れており、厳しい上下関係がある
• 上の者が下の者を支配する縦社会

• 軍事国家バルバトス・エスタの王子
• 俺様な王子様だが頼りになり、国民から慕われる
• 伝説の12武器「剣」を操る
• 剣術は一級品で水魔法も使う
• 争い好きで世界統一を目論む

バルバトス・エスタの王子。コロシアムの運営を担う一人。
戦争が好きで、世界を統一したいと目論んでいる。

伝説の12武器のうち、「剣」を操り、その腕前は誰もが認める天才ぶり。
大気の水分を操る水魔法を使う。
国民から慕われているが、戦場では冷酷な一面を見せる。
数年前、イグニアにソウルレスを送り込み、奇襲を図った。

積極的な女性は苦手。

• 貴族出身の斧を操る戦士
• 国の極秘裏な任務をこなす
• 王子シリウスとは幼なじみ
• 勝ちにこだわり熱くなりやすいタイプ
• 代理戦争で名声を上げようとしている

バルバトス・エスタの有力貴族。「斧」を操る戦士。
勝負事には熱くなるタイプで、たまに羽目を外す。

最も長く仕えてきた家で、長年極秘裏な任務を任されており、功績が公になることが少ないことを不満に思っている。

シリウスとは幼馴染で、クールでいけ好かない奴だと思っている。国民から人気の高い彼を勝手にライバル視している。

シリウスは、イーサンの斧の腕前を買っており、国王に進言して代理戦争への参戦を命じさせた。
イーサンは、名を轟かせる好機だと息巻いている。

• 伝説の12武器「槍(やり)」を操る
• 竜の姿を隠す、人間の姿をした竜人
• 戦闘能力が高く、シリウスからも一目置かれる
• 美しいものに目がない
• 竜人軍に所属する

伝説の12武器のうち、「槍」を操る竜人。
美しいものに目がない。
人間に化けた姿を気に入っていて、竜の姿は誰にも見せたがらない。

竜人軍に籍を置くものの、規則や命令に従うことを嫌い、あちこちをフラフラしては、美しいものを探している。
戦闘能力は極めて高いことから、シリウスもその気まぐれに目を瞑っている。

レガルディアを巡る争いに興味はないが、戯れとしてコロシアムに参加している。

• 主君のために戦う軍人
• 「極限の槍」を使う
• 世にも珍しい「竜の印」を有する
• 過去に消息不明となった
• 現在は竜人軍に所属する

バルバトス・エスタの竜人軍の軍人。
主のために戦うことが自分の使命だと思っている。
幼い頃の記憶がない。竜神の限られた者にしか現れない「竜の印」を有する。この印がある者は、竜の魔法が使える。
親友に裏切られ、戦場にて消息不明となるが、のちにバルバトス・エスタに帰還する。帰還した彼は、彼は誰も見たことのない鎧をまとい、「極限の槍」を携えていた。
バルバトス・エスタ王子シリウスに強さと忠誠心を買われ、代理戦争の代表となるように命じられる。

• 一流プロのマナハンター
• 家業に高い誇りをもつ
• 裏社会にも通じるほどの腕をもつ
• 下流の客とは取引しない
• 国家のレガルディア独占を支援する

代々続くマナ・ハンターの家系に生まれる。
バルバトス・エスタを根城に、裏社会でマナの売買をしている。
王子シリウスも上客であり、リエの一族から買ったマナが軍事力の源にもなっている。

家業に誇りを持っており、客を選んで取引をする。
家業の繁栄のため、バルバトス・エスタのレガルディアの独占を支援する。

• 伝説の12武器「杖(つえ)」を操る
• 新興宗教の聖職者
• レガルディアには、繁栄の神が眠ると信じている
• 代理戦争に参加

伝説の12武器のうち、「杖」を操る聖職者。
神話に登場する繁栄の神を崇める新興宗教の聖職者で、番人として育てられた。
レガルディアには、繁栄の神が眠ると信じており、レガルディアを手に入れたいと思っている。そのために、戦争に強いバルバトス・エスタに取り入り、代理戦争に参戦する。
一見神々しい魔法を使うが、どこか暗い部分がある。

• 多罪の経歴をもつ逃亡犯
• 地下闘技場で暗躍した
• 大検を背負う
• 貴族出身の戦士イーサンと因縁がある

あらゆる国々で罪を重ねてきた逃亡犯。
バルバトス・エスタに流れつき、大剣を背負い、数々の地下闘技場を渡り歩いてファイトマナを稼いでいた。
向かうところ敵無しの無敗の王者として名を上げた。
しかし、地下闘技場の試合に飛び入り参加したイーサンに大敗を喫し、その屈辱に駆られ、地下闘技場から姿を消した。
イーサンを倒す為に、コロシアムに参加を決める。

• 議会によって国を治める
• 魔導器の発明など革新的な技術が進む
• 発明や機械いじりの職人、商人が多く住む街がある

• 伝説の12武器「魔導器(まどうき)」を操る
• 学匠(学者)、評議会の一員であり、神出鬼没
• 「知恵に勝る武器はない」と考えている
• なぜかレガルディア出現時の事を詳しく知る
• 自ら代理戦争に参加

伝説の12武器のうち、「魔導器」を操る学匠。
片腕が魔導器の老人。魔導器に知恵を宿す術を習得しており、彼のそれは「考える魔導器」と言われている。

大商人メルカトールが擁する評議会の一員。
「知恵に勝る武器はない」と考えており、人々に叡智を授けるマナの独占を強く推している。
なぜかレガルディア出現時の事を詳しく知っている。
神出鬼没のため、彼を詳しく知っている者は数少ない。

さらなる叡智を求め、自ら代理戦争に参加する。

• 伝説の12武器「大剣(たいけん)」を操る
• 世界各地を渡る剣豪
• 酒と女とケンカが好きなニヒルなおじさん
• レガルディアにハーレムを築く野望をもつ
• 代理戦争に参加する

伝説の12武器のうち、「大剣」を操る剣豪。
酒と女とケンカが好きなニヒルなおじさん。

傭兵として、様々な国に雇われ、歴戦を勝ち抜いてきた。
戦いの度に現地で新しい女を作り、世界各地に女がいる。

現在は、エルタサに雇われている。
エレナを口説こうとしたが、取り合ってもらえない。

レガルディアにハーレムを築こうと、代理戦争に参加する。

• 伝説の12武器「双剣(そうけん)」を操る
• 世界最強を目指す
• 強敵を求め、世界を渡り歩く
• 変な事件に絡まれる事が多い

伝説の12武器のうち、「双剣」を操る流浪人。
世界最強を目指すため、強いと呼ばれる人に決闘を挑みながら世界中を渡り歩いている。
真面目で騎士のような立ち振る舞いのため目立ってしまい、変な事件に絡まれる事が多い。

• エルタサの傭兵団に属する謎の竜人
• 星が好きで、よく空を眺めている
• 実親に捨てられたという暗い過去をもつ
• 異世界レガルディアを愛する
• 各国の争いを終わらせようとする第4の勢力

エルタサの傭兵団に属する謎の竜人。
星が好きで、よく空を眺めている。

その正体は、レガルディアに生み捨てられた光輝く竜。
レガルディアの不思議な力で成長した。
実親に捨てられたという心の闇を抱える。
レガルディアを母なる大地として愛している。

３国の争いを機に住処を追われ、竜人に扮しエルタサに流れ着く。
よそ者たちにレガルディアを汚されることを危惧し、
争いを終わらせようとする第４の勢力。

とある参加者になりすまし、エルタサの傭兵団に潜入した。
本来の目的は、隠している。
レガルディアを手に入れたい者たちに立ちはだかる。

• 見習いメカニックで、機械いじりが好き
• 幼少期から叔父の職人ザーレスの技に触れる
• 機械開発する能力が天才的
• 史上初、人の言葉を話す魔導器「B-22」を発明した
• 代理戦争に参加

魔導器工房の見習いメカニック。叔父であるメカニック・ザーレスの弟子。
幼少期の頃から機械いじりが好きで、魔道器工房に忍び込んでは、勝手に魔導器を作ったり、分解して遊び、ザーレスに怒られていた。
見習いとはいえ、その才能は天才的で、オリジナルの魔導器「B-22」を開発してしまう。「B-22」は、メリルの22番目の開発品で、言葉をある程度理解し、喋れる史上初となる魔道器である。
魔導器の開発を進めるため、B-22とともにエルタサ代表として代理戦争に参戦する。

• パワーに固執する怪力の老人、格闘家
• 今もなお肉体の鍛錬を続ける
• パワー特化型の魔導器を身につける
• パワーにしか興味がない
• 代理戦争に参加

パワーに固執する怪力の老人。力のみで名を馳せた格闘家。
力はロマンだと語り、己の肉体の鍛錬をかかさずに生きてきた。
しかし、年を重ねるにつれ肉体の衰えを感じ、悩んでいた。
そんな時に伝説のメカニック・ザーレスに出会う。
ザーレスが発明したパワー特化型の魔導器に感銘を受け、魔導器マニアになる。
現在は、力の象徴である腕をモチーフに大枚をはたき魔導器を特注し、使用している。ザーレスの弟子メリルからは、「もっと高度な魔導器を使えばいいのに」と揶揄されるが、魔導器にはパワーしか求めない。
各国の強者が集う代理戦争に新たなロマンを感じ、参戦を決意する。

• 占い師。獣人。
• 魔導書によって占いを行う
• 占いと色っぽさでお金を稼ぐ
• イグニアを追放された過去をもつ
• 非公式な賭博をする

占い師として放浪する獣人。出身はイグニア。
金と権力に飢えており、魔導書による占いと色香で有力者を騙してきた。
教皇を騙そうとし、イグニアを追放された。

占いで、自身がエルタサで巨万の富を築く未来が見えたため、
現在は、エルタサを我が物とすべく、大商人メルカトールに接近している。

コロシアム開催時には、自ら戦うだけでなく、占いで勝敗を予想し、付近で非公式な賭場を開いて稼いでいる。

• 伝説の12武器「鎌(かま)」を操る
• 幼いときに両親を殺され、強い復讐心にかられる
• 感情が壊れてしまった
• ゴーレムを生成する魔法を使う
• 災人に復讐するため、代理戦争に参加する

伝説の12武器のうち、「鎌」を操る復讐者。
幼い時、「災人」に両親を殺され、自身も殺されかけた。その時のショックにより感情が壊れてしまった。
「災人」全体を憎んでおり、現在は両親を殺した「災人」の情報を各国で探し求めていた。
土魔法を使う。魔法で珪素を形にし、ゴーレムを作る。ゴーレムには愛着があり、時折笑顔を見せる。
親の仇である「災人」が参戦しているという情報を得て、自身も代理戦争に臨む。

• 伝説の12武器「格闘武器」を操る
• 常人の２倍以上飛ぶことができる格闘家
• 夜行性
• 山奥で1人修業を積む
• 友達をつくりたいと思い、コロシアムに参戦

伝説の12武器のうち、「格闘武器」を操る格闘家。
とてつもない脚力を持っており、常人の２倍以上飛ぶことができる。
夜行性のため、夜にならないと全力を出せない。

門派に所属していたが、常人離れした強さから孤立し、ひっそりと１人山奥で修行をしながら生活をしている。
ふと孤独を感じ、自分と同じくらい強い相手なら友達になれると考え、コロシアムで強い者たちと戦ってみたいと思うようになる。

• 伝説の12武器の「魔導書」を操る
• ネクロマンサー(死者や霊を用いた術を使う者)
• かなりの男好きで、酒場によくいる
• 骸(むくろ)やゴーストから情報を得ることができる
• 死体を見つけるとすぐに実験を行うことがある
• ソウルレスになった恩人と話すために魔術を研究している

伝説の12武器のうち、「魔導書」を操るネクロマンサー。
大の男好きであり、酒場にいることも多い。
知人からは変人扱いされている。

ソウルレスになったかつての恩人と話をするため、ソウルレスに魂を戻す魔術を研究している。そのヒントを得るため、レガルディアの調査を熱望し、代理戦争に参加する。

死霊術を得意とし、骸やゴーストから情報を得たりしている。遺跡や地下墓地に目がなく、具合のいい死体を見つける度に目を輝かせて興奮し、所かまわずアンデッドの実験を始める。

ポルカファンタジーの作り込まれたストーリーを楽しむ